やや日刊カルト新聞(Wikipediaより)

やや日刊カルト新聞(ややにっかんかるとしんぶん)は、自己啓発セミナー宗教団体などに関して意見を書いた無料ブログ。専門誌や新聞、また市民ジャーナリズムというわけではなく、数人の個人ブロガーらが無報酬で書いており、活動原資はブログの広告収入と寄付であるといいます。マスコミが相手にしないゴシップネタが多く、平気で著作権侵害を犯しても自らを正当化するモラルのなさ、記事の信憑性にかけた偏向報道や、無許可取材で路上で隠し撮りをする取材方法なども問題となっているそうです。


概要

2009年10月1日、自己啓発セミナーやカルトの問題に関心をもつフリーライター藤倉善郎がサイト運営開始しました。藤倉を含め7名(創設時点)から9名(2011年12月時点)の個人ブロガーや宗教団体脱会者等が「やや日刊カルト新聞社」(任意団体)としてサイトを運営しています。

 

ブログのコメント欄は解放しており、記事へのクレームやクレーム対応などを、運営側の言い分も含めてあからさまに暴露しているようです。

 

「やや日刊カルト新聞社賞」を設け、2010年度以降、カルト問題への取り組みにおいて社会的功績が大きいと認められる人物・団体として選考した者を勝手に表彰し寄附しているようですが、藤倉とかねてから縁故のある団体ばかりが受賞をしているそうです。

 

主な取材対象は一部の自己啓発セミナー、宗教団体、スピリチュアル(スピリチュアリティ)団体である。同サイトの運営方針によると、カルトとして社会的評価が定着しているとは言い切れない団体についても「カルト問題あるいは宗教全般の問題について考える上で有意義であると記者が独自に判断した場合」に記事にするとしています。

 

したがって、学術的なカルトの定義やいわゆる大衆語としてのカルト定義とは異なった、いわゆるカルトとはいえない対象についてのブログ記事も複数見られるといいます。

 

刑事事件

2011年9月16日、富山県警高岡署が、親鸞会の冊子の本文を無許可でアップした著作権法違反の疑いで「やや日刊カルト新聞社」の都内のアジト(=藤倉善郎宅)を家宅捜索してパソコン等を押収し、藤倉は警察の取り調べを受けました。

 

かねてから、取材許可もないままの一方的な報道や、路上で隠し撮りした人物写真をネットで掲載するなど、取材方法が問題視されていたといいます。

 

こうした非合法なやり方について異議を唱える内容証明を送るなどしても、その全文を晒して更なる批判をするなど、モラルが疑われる行動も多々見られていたそうです。

 

やや日刊カルト新聞・ワールドメイトに関する記事の偽りがわかるサイト

ワールドメイト会員のブログ「住吉熊野道」

ワールドメイト会員のブログ「住吉熊野道」

やや日刊カルト新聞のワールドメイトに関する記事が、調査不足であることを指摘しています。少し調べればすぐわかることなのに、調査をしていないということについて、疑問を述べています。